ターボ車の特権。それはブローオフバルブ。NAでは絶対にマネ出来ない専売特許。
 だが・・・
 ナイトペイジャーというメーカーからNA用のブローオフバルブが発売されていたのだ!!
 まぁ実際に過給圧を抜くようなパーツでは無く、単なるジョークアイテムなワケですが。
 仕組みはというと、エアフロ信号からアクセル開度を読み取って一定のアクセル開度で瞬間的にアクセルオフにするとスピーカーから「プシュー」とブローオフっぽい音が鳴る。というものです。

 くっっっっだらない商品ですが、ばろんはめちゃくちゃ興味があって前々から欲しかったんです。でも定価は3万以上(笑)。なんでこんな商品が3万以上もwww
 まぁでも買っちゃったんですけどね♪当然中古ですが、オークションで3000円でした。


 色々調べてみると、3本の線があって、一つは12Vの電源。もう一つはアース線。んで最後がエアフロ信号読み取りの線。どうもCPUを触らないとつけれないみたいです。こんなチューニングパーツでもないアイテムになんでCPUが絡んでくるんでしょうね。

 当然素人のばろんはCPUなんざ触った事もないしCPUがどこにあるのかすら知らず、色んなホームページを見てまわり、CPUの場所と配線はデフィのタコメータの車種別取り付け表を参照し、取り付け方はシビッククーペのオーナーの掲示板で聞いて、色々がんばりましたよ。ハァ・・・(;谷)


 
 取り付けなければ始まりません。まずはCPUを露出させなければ・・・。
 コルサのCPUは助手席のグローブボックスを取り外した向こう側にあります。グローブボックスは上のネジ3つを外し、下側は両端に二つほど10番の六角ボルトがあるのでそれも外して、左画像のドリンクホルダーの下くらいにある勘合を外せば丸ごと外れます。グローブボックスを外した状態が左です。
 右の画像はバッテリーですが、CPUをいじるに当たって絶対にやっていただきたいのがこの図の通り。マイナスの端子を外してください。電流が流れなくなるのでCPUを壊す心配もありません。ここで逆にプラスの端子を外すと金属にプラス端子が触れた瞬間「スパーキング!」するので、危険です。バッテリーを外すと当然カーオーディオやカーナビのメモリーなどが消えてしまうかもしれないのでご注意を・・・。


 
 バッテリーを外したら、いよいよコンピュータに触ります。
 CPUから引っ張り出す信号はイグニッション電源と、アース線。それからエアフロ信号線の3つ。どれがどこだかは既に忘れました(爆)。調べればわかりますので教えて欲しい方は掲示板にでも問い合わせてください。美人の女性のみ無料で教えて差し上げます。野郎どもは2万円を振り込んでください。

 今回は、分線させるのが面倒くさいので多少のリスクを気にせずエレクトロタップでCPU様から線を分けていただきました。赤いエレクトロタップで繋いだのが右の画像。NAブローオフバルブにすっかり寄生され、元気を無くしそうなCPU君。CPUもまさかこんなアホパーツに電源を供給するとは思いもしなかったでしょうね(笑)


 さて、CPUとNAブローオフをつないだのでバッテリーを元に戻してキーをACCまで回します。スタンバイランプのLEDが光ったらたぶん取り付けOKです。後はエンジンを掛けてアクセルを3000くらいまで空ぶかししてスピーカーから「プシュー」と言うかどうか調べましょう。
 ん〜・・・。取り付け自体は30分もかからなかったのですが、何せ音が小さいな。モノラルのアンプ内臓スピーカーでも買ってきて付けようかなと思ってます。
 肝心の音色ですが、こればっかりはスピーカーから出る電子音ですし、聞こえ方は人それぞれです。
 ある人は「仮面ライダーとか何とかレンジャーが変身する時の音にちけええぇ」と。またある人は「シャコーン。シャコーン。あやしすぎ」と。そしてばろんは「ザァー」というノイズっぽい音にしか聞こえません(笑)。遠耳に聞くと「プシューッ」と頭文字D1stステージのシルビア系のブローオフっぽい音に近い。でもぜんっぜんリアルではないです。完全にネタです。
 ホントにネタで付けようと思ってる人しか買わない方がいいですよ。でもばろんは満足してますがね♪


 でもこのNAブローオフはクルマについて詳しくなれそうなパーツです。CPUから配線をひっぱり出して使う商品なので、車速信号を使うカーナビや、回転信号を使う社外タコメータや各種追加メーターの取り付けの練習台になりそうです。やってみると意外とカンタンですよ♪
 というか、これをエンジン・吸排気系のパーツとして扱ってよかったのだろうかww内装系のカテゴリにいれようかと思いましたが、やっぱブローオフですもんねw



NAブローオフバルブ