マフラーです。コルサ用ではないです。これもエアクリ、ダウンサスと同様にEP91スターレットNA(4E-FE)用のものです。
 モノはTRUSTのパワーエクストリームUです。リアピースのみの交換なのでトルクの低下は気にする必要はないです。初めて自分でつけたパーツでもあります。
 音量もまぁまぁ出てるし、アイドリング時は「ゲロゲロゲロ」と鳴き、アクセルを開けるとNAらしい乾いたレーシングカーのような音を奏でます。出口径は102φもあり、斜め跳ね上げで少し上を向いているマフラーです。はっきりいってコルサはこれが一番決まると思います。ばろんはコルサの中でもこのパーツが一番気に入っています。

 取り付けを自分でやってみたければ時間がある日にしましょう。ばろんは取り付けなんてやった事なかったので半日くらい掛かってしまいました(笑)
 まず、最低限必要な物ですが、ガレージジャッキとジャッキスタンド、メガネレンチ(ばろんはラチェットでやりました)ぐらいですかね(爆)。ホントに最低限必要な物だけならね。
 まず、純正のチ○コみたいなマフラーと中間パイプをつないでいるフランジを外します。あ、その前にジャッキアップでしたね。さらにその前に。サイドブレーキは確実に引いてください。んでMTの場合ギアはバックに。前輪には必ずレンガなりなんなりで輪止めをしましょう。絶対ですよ。

 それができたら次ですね。左右のリアタイヤの間にふっとい鉄の骨があるんですが、これをリアメンバーフレーム(だったかな)といいます。ここはかなり頑丈にできているのでここにジャッキをかませます。ちゃんとまっすぐに真ん中にかませないと途中で外れたらクルマも人間もえらい目にあいますよ。そして、ガンガンジャッキアップしましょう。MAXまで上げたらジャッキスタンドを左右のリアタイヤの前にある二つのくぼみのトコにおきます。これもまっすぐ置いてください。ジャッキスタンドを置いたらゆっくりガレージジャッキを下げて行きます。んで、ジャッキスタンドにクルマが乗ったらOKです。後ろの席の窓をかるく揺すって、ジャッキスタンドがガッチリクルマをとらえているかを確認します。確認できたらこれからが本番です。命にかかわるので
絶対パンタジャッキなんかで作業しないでください。うちにはガレージジャッキもジャッキスタンドもないから。なんて人はホームセンターで買ってください。5000円ケチったのが原因で作業中にジャッキが外れて上半身を失う事になるよりはいいでしょ?てかそんな事するヤツはクルマに乗る資格ないですよね。

 おっと・・・。これからが本番ですよ〜♪まずは純正のマフラーを外すとこからですね。フランジ(中間パイプとのつなぎ目)のナットをゆるめてマフラーのリアピースを外すところから始めます。ところがこのナット、クルマが古いと固着していてなかなか外れません。CURE55-6とか潤滑油をぶっさして、レンチの柄をハンマーでガシガシ叩いてゆるめましょう。コルサのマフラーのフランジ部分はホースバンドみたいになっていて、普通のスポーツカーとかのフランジよりよっぽど外れにくいです。ばろんもこれを外すのに苦労しました。お、そうそう。クルマの下にもぐる時は服がよごれないように&移動がスムーズにしやすいように地面にマフラーが入っていたダンボールを敷くと作業しやすいですよ。地面もよごれませんし。
 リアピースが独立したら今度はマフラーハンガーからも外して完全に孤立に追いやりましょう。ハンガーとハンガーの間にはハンガーゴムがついていて、そのゴムにマフラーを吊ってぶらさげてあるだけです。このゴムとマフラーをハンガーから引き抜くんですが、ハンガーの出口がまるでチン○ンみたくなっていて、カリの部分がクセ者でなかなか外れません。これにもかなり時間を喰いました。試行錯誤の末、マイナスドライバーにCURE55-6を吹いてマフラーゴムの穴にマイナスドライバーを突っ込み、中を十分潤滑させた上で無理やりバールを駆使して引き抜きました。力技でした(笑)。そうそう。マフラーを外したら中間パイプは宙ぶらりんになるので必ず端をガムテープとかでクルマの裏側にくっつけておいてあげましょう。曲がったりゆがんだりしたらかわいそうです。
 ・・・で、
 純正のマフラーがこちらですね。きったないな〜・・・。まだまだ全然使えるので欲しい人はあげますよ^^
 強化ハンガーゴムを買う金すら惜しいのでばろんは純正ハンガーゴムを再利用していますが、純正ゴムを外すのがめんどいからぶった切って外す!とか、振動が気になる方は強化ハンガーゴムを買われる事をおすすめします。2000円ぐらいです。なら買えよ(汗)
 さて、これで取り外しは終了です。この時にエンジンをかけたりするとGT選手権みたいな爆音がするのでやめましょう。マフラーは飽くまで消音するためのパーツでうるさくするパーツじゃないんですねw
 後は取り付けるだけですね。PEU(パワーエクストリームU)にゴムつけてマフラーハンガーにブッさします。潤滑油のおかげでスルスル入りますが、多少力は要ります。抜けてしまうか不安な方はブレーキパーツクリーナーとかで55-6を落としてやるといいですよ。ばろんはほったらかしていますが、全然抜けたりする気配はないです。
 と、ハンガーにかけるまではいいんですが、これからがさあ大変。何が大変かってばろんはこの後足をつるハメに・・(爆)。純正のリングガスケットを外してPEU付属のリングガスケットを装着し、PEU本体とコルサの中間パイプを合わせようとすると「ポロッ」とリングガスケットが外れてしまいました。それを5回繰り返してムカついたばろんはリングガスケットをつけずにフランジを固定する事にしました(爆)。いいのか・・・?まぁいいや!できたー!!!!と喜んで、ジャッキスタンドを外してジャッキからクルマをゆっくりおろし、そしてエンジンを掛けました。
 
「キュキュキュキュ・・・ボオオォン!! ボボボボボ・・・・」おおおおおおおおおおお!!!素晴らしい!!いい音だ〜♪とよろこんでいるのもつかの間。
 「ガンガンガンガンガン!!」
 ん?マフラーってこんな音すんの??と下をのぞいてみると、エンジンの振動でマフラーのパイプがガソリンタンクに干渉しているじゃあありませんか!!何てことだジーザス!!でもいいや。ちょっと走ってこよ(爆)
 走ってる時はガンガン音しないなぁと信号で止まると「ガンガンガガンガンガガン!!」見上げるそ〜らに〜って・・・お前はゲキ○ンガーか!!仕方ないのでもっかいジャッキアップして付け直すことに・・・。
 フランジきつくしめるんじゃなかった・・・。硬かったあ・・・。でも気合で外す。また振り出しに戻ったばろんでありました。
 今度はつけ方を工夫してみます。頭からもぐりこみ、マフラーのパイプがガソリンタンクに当たらないようにサイレンサーのところを左足で外側につっぱりながら、フランジのバンドを締めてました。左足は浮かさないとサイレンサーに届かないので浮かしながら右足でふんばります。片足が浮いていると全然手に力がはいらない!!
 「締まれ〜このやろ〜!こなくそ〜!」と力を入れた瞬間!左足が吊りました。しかもクルマの真下で。びっくりしたのと痛いので飛び跳ねたんですが、中間パイプで頭を強打!おまけにジタバタもできず、必死にカエルの死体みたいに足をピーンとのばして痛みにじっと耐えてました。あれは死ぬかと思ったぜ・・・。頭を強打した時無意識に軍手でおでこをおさえていたのでおでこが真っ黒になりましたとさ。

  

 そんな苦労をコルちゃんはわかってくれたのか、今回はどことも干渉する事なく無事に取り付け完了。リングガスケットをつけてないのは不安なので、耐熱テープとマフラー補修用の耐熱シール剤をたっぷり使って完全密閉。もう二度と切り離すのは不可能でしょう。2007年春からまたマフラーの規制厳しくなるそうですがそんな規制作るやつは月のない夜は背中に気をつけとけよ〜。今さら外せるかっての。
 というわけで、花には水を。マフラーにも水を。ちょっとグラスウール腐らしたぐらいがお気に入りです。TRUSTさんはいい仕事しますね。よかマフラーばつくっとるじゃなかですかっ!

 こうしてみると意外と102φちっちゃく見えるかもしれないですね。でも実際みたら結構ドンピシャじゃないかなとおもうのですが。
 マフラーだけ影になって全然写らないんですよね〜。まぁ携帯のカメラなのでしょうがないですが・・・。デジカメ欲しいよぉ。
 工賃を浮かすというよりも自分でチャレンジしたいという気持ちで取り組みましたが、まさかこんなに時間がかかるとは・・・って感じでした。右も左もわからん人がやるとこうなるんですね。
 ちなみに取り付けた日はだい〜ぶ前で、この画像はかなり最近(2006年9月現在)のものです。
 んと・・・。上にはああ書きましたが、ホントは工賃を浮かすのが目的です。すいません(爆)
 持ち込み商品の取り付けやってくれないんだもん。ケチ。

ちなみにマフラーの音がどんな感じか録音してみたのでPEU試してみたい人は参考にしてみてください。

アイドリングの音量と空ぶかし
(mp3)

発進!(mp3)

ちょっと音量自体が小さめでわかりにくいですね。すいません。録音すると「ブイィィン!」って聞こえるんですが、実際はもちょっと「ボオォオン」と太い音が鳴ります。

マフラー