6月2日、今年は梅雨入りが早く、愛知は5月下旬から梅雨に入ったとの事ですが天候も崩れる事なく派遣社員時代に知り合った方のお誘いで、モーターランド三河Cコース貸しきりでの走行会に参加してきました。
あ、ちなみにめいほうスキー場駐車場を使ってのドリカーナを主催したのと同じメンツです。
今回のサーキット走行にもグリップ枠、ドリフト枠があり、ばろんはドリフト枠で参戦。
グリップ枠にはハッスル大先生もＲＸ−７で参戦してくれるとの事で、ギャラリーにも友達が何人かついてきてくれる事になり、狭いえみちゃんには窮屈なスペアのドリフト用タイヤを積んでもらいました♪
とにもかくにも本格的にドリフトをするのはほぼ初めてです。ドリカーナの時はデフは純正だったのでスピンしまくりなだけ。わざわざ岐阜の山奥へ高速で3時間かけてスピンしに行っただけみたいなもんです(ーー;)
定常円旋回（動画にて後述）もせいぜいどこぞの駐車場でコソコソ4回ぐらいしかやった事がなく（笑）、右回りはできるけど左回りはできないという始末ｗ
ホント大丈夫なのかなーなどと思いつつｗハラハラしながらサーキットへ。
日曜日なのに6時半起きとかツライ！！
ばろん達が現地へ到着した頃、Ｃコースのパドックにはもうほとんどのメンバーが集まっており、ジャッキアップしてタイヤ交換したりおしゃべりしてる姿がちらほら。
10人集まったらやる。集まらなかったら中止になるかも！とか言ってた割りに参加者が殺到したらしく、20台ぐらいがズラーっと並んでましたｗ
ちなみに現時点でのえみちゃんの仕様はこんな感じ。
ECU：ノーマル
ブースト1.0ｋ（純正+0.3ｋＵＰ）
給排気：エアクリマフラーのみ社外品
サスペンション：ラルグスフルタップ（しかも中古ｗ）
足周り：アーム類すべて強化ブッシュ＋フロントピロテンションロッド
フロントタイヤ：フェデラル595RSR 205/40Ｒ17（フェアレディZ33純正ホイール７J）
リアタイヤ：ケンダKR10 195/60R15（AZR60系ノアだかボクシーだかの純正ホイール）
このケンダＫＲ10。
ドリフト好きなお客さんから教えてもらったケンダカイザーKR20というタイヤを買おうとして間違えて買ってしまったタイヤです（爆）
サイドウォールの剛性ゼロ！グリップ力ゼロ！パターンのかっこよさゼロ！値段は安い！
街乗りですら恐ろしい思いをしながら運転しないといけなかったという脅威のタイヤです。
とにかく横剛性が弱すぎてハンドル切るごとにクルマがグラグラ揺れるから怖いってもんじゃないｗ
強化ブッシュ入れたマシンとはとても思えない挙動をしていた事でしょうｗ
本来はリアタイヤもフェアレディZ33の純正８Jホイールを履き、235/45R17でグリップ仕様なのですが、ドリフト用のホイールが無く、15インチのかっちょ悪いホイールをチョイスせざるを得ませんでした（笑）
今回はこの仕様で臨んでいます。
念のためスペアのリア用タイヤとして同じく195/60R15のブリヂストンスニーカー2を持って行きましたが使わずに持って帰りました(´;ェ;`)
とりあえず友達に撮影係をやらせてコースイン。
若干ビビりながら普通にカーブを曲がって通り過ぎた上、次はターンインからいきなりスピンというなんとも情けない結果にｗ
そしてドリフト枠１ヒート目から早速大事件が発生・・・
ドリフト枠の方の一人がコースアウトして土手に滑り落ちた挙句木に激突して停止。。
ドライバーは無傷で生還しましたが、車は・・・
この状況を見て友達は「メンタルの弱いばろんはこの後ドリフトができなくなる」と確信していたそうです(ーー;)
事故処理の為一時中断。
その後グリップ枠を経て、２ヒート目、またグリップ枠の後、３ヒート目へと続きます。
ってわけで気を取り直して今度は助手席にハッスルさんに同乗してもらい、レクチャーを受けながらの走行です。
はじめは１速7000回転付近で回しまくっていたのでエンジンがヤバい熱さにｗ
そこで、ハッスル大先生より秘伝を伝授してもらっていたのです。
その名もサイドブレーキドリフト。
コーナーに入る前の直線で事前にフロント荷重を作り、リアの荷重が抜けたところでクラッチを切り、サイドブレーキを引いてリアタイヤをロック。
リアタイヤがロックしている状態でコーナーに入り、ステアリングをちょいと当てるだけでリアがスライドをはじめるので、そこで回転を上げながらクラッチをリリース！逆ハン！
あとは定常円と同じです。
サイドブレーキでリアがロックしてからステアリングを当てるタイミングが難しく、早すぎたりステアを当てすぎるとすぐスピン。
スピードがある程度のっていないと回転数が落ち込み過ぎてしまい、クラッチをリリースした後ただの小回りのコーナリングになる事もしばしばｗ
ＦＲの人はパパーっと簡単そうにやってていいですなー。こっちはミッドシップなんだよおおおおおおおおお
という感じの動画が↓ハッスルさんのレクチャーっぷりにも注目ｗ
サイドブレーキドリを教えてもらってからはひとまず1速を使ってのドリフトは封印して、2速ドリの練習に集中していました。
前を走っている車がスピンしたり、距離が近すぎる時は遠慮して普通に走りぬけています。
たまにキラリと光るドリフトがありますね！かっちょいい！
サイドブレーキのタイミングやステアリングの舵角量、スライドを感じてからステアリングを逆に切り直すタイミング。
小回りにならないようにはどうすればいいのか？？色々考え過ぎながら走っていますｗ
これまでのばろんのサイドの引き方というのが、コーナーのギリギリまでスピードを維持したまま突っ込んでいって、ターンインギリギリでサイドを引いてすぐにステアリング。
これがどうも良くないらしい。サイドの後すぐステアリング操作で動きがとても忙しいので舵角を当てすぎたり、荷重移動も不十分なのでただの急ハンドルに終わる場合もｗｗ
ハッスルさんによるとサイドブレーキを長めにとってもっと手前からロックさせてキープ。
その状態からコーナーに入る時にちょこんとステアリングを当ててやるだけでリアが出る。この感覚を掴めとの事。
ステアを切り過ぎてスピンしたり、無理にドリフト状態に持っていこうとすると失敗する。
そして何よりこの頭がイカれてる人が作ったとしか思えない超絶ローグリップのタイヤをどうコントロールしてやるかがキモでした。
ノーブレーキでもステアリングをグンと切ってやるとリアが流れはじめるなんて一体どんなゴムを使ったらここまで滑りまくるタイヤができるのか・・！！
慣性ドリフトと言えば聞こえはいいですが、慣性力より先に摩擦力がねぇよｗ
色々考え過ぎてかんばしくいかないパターンに入りましたｗ
ちなみにこの時エンジンのチェックランプ点灯ｗ
なにが原因でついたか知らないけどどうせ排気温センサーかなんかだろうと決め込んであまり気にせず全開アタックｗ
しかし上手くいかないドリフト(･o･)
あせれば焦るほど失敗しやすくなる悪循環に入っております。
ドリフトはできんわチェックランプ点くわ水温は100℃越すわでｗ
そのヒートは大した事をする事なく終了ｗ
結局チェックランプはなんだったのかｗ
少しばかり頭を冷やして再び2速サイドドリに挑戦。
エンジンパワーがだいぶ落ちてきてるのわかりますでしょうか？
一緒に走ってるスカイラインと比べて随分スピードが出てないですね。
そしてマフラーから出てる「○ン毛のような何か」が確認いただけるでしょうかｗｗｗ
あと、この動画の途中（2:00ぐらいのとこ）で失敗したのをごまかすかのように2回転してるのがありますが、これがいわゆる定常円旋回というやつです。
停止状態からスピンしないようにくるくる回る練習です（一回転目はスピンしてますがｗ）
これがドリフトの基礎中の基礎。これができないと始まりません。
さて、そんなこんなでやっと慣れてきた感じのところで気持ちを落ち着かせて最終ヒートです。
今までの集大成を見せてやれ！ばろん！
大体一日やってこんな感じです(´;ェ;`)
たまーにかっちょよくワンコーナードリできてますね。
もっとギャラリー側に寄せてドリフトできるとかっこよかったですね。
マフラーから出る謎の○ン毛も伸びてきていますｗｗｗｗｗ
○ン毛に関して補足しておきますが、えみちゃんは女の子です（意味深）
こんな具合でばろんとえみちゃんは無事にドリフトを一日中満喫しました♪
そしてミッドシップドリ。極めてみようかしらｗ
ミッドシップと言えばグリップ枠で参戦されていたNSX
ハッスルさんのRX-７を追っかけ回していたあたり、かなり気合をいれて臨んでいたようですが、最後の最後にタイムアタックでこのような姿にﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ﾋﾟｰ
ボディも足周りもフルアルミのマシンは修復が不可能と言えます。絶望的でしょう。。。
なんやかんやで結構デカい事故がありましたが、ばろんは何とか無事でした！！
じゃんけん大会は１次予選で負けたけどね！！相変わらずの勝負運のなさ！！
新品のタイヤが一日でコレだよ！！
横一直線にドリフトで流して走る人は２セットは潰すそうです。
近くで見るとこんな感じ。これは左側に履いてたほうですから消耗が激しいほうですね。
右コーナーしかドリってなかったので荷重のかかりやすい左側のタイヤはこんなになっちゃいますｗ
まぁでも15インチはもうダメだｗ
というわけでドリフト用のホイールを買おうと思ってます。
ってもう買ったんだけどね。。。
ハイこれｗ
フェアレディＺ33前期のリア用８Ｊホイールですｗ
今メインで履いてるのと同じのもう１セット買ってしまったｗ
しかもタイヤ付き！ピレリのなんとかネロとかいうタイヤがついてます。なんか古そうだしヒビ入ってるしたぶんクソタイヤでしょうｗ
次回はめいほうドリかなー？
とにかくえみちゃんお疲れ様でした！
マフラーの○ン毛の正体と、チェックランプの原因はまた次の機会に紹介します。