エンジン降ろし
総走行距離20万キロ一歩手前なのでタイミングベルト交換に踏み出しました。
というのも強化クラッチとLSDをえみちゃんにブチ込むついでにエンジンも降ろしちまおうという寸断の事です。
MR2はミッドシップですが、FFエンジンベースの為ミッションとデフはエンジンにくっついてます。
ちなみに強化クラッチってこれです。TRDの強化クラッチ製作なども手がけている老舗エクセディのセミメタルの強化クラッチ&クラッチカバーです。
デフは中古でわけわからんの買ってきました(爆)
当初はミッションだけを降ろすつもりでいましたが、既に走行距離が19万3000キロに達していたのもあり、こぶしが一個ようやく入るぐらいしかないスペースでタイミングベルト交換は難しいと判断し、めんどくせーめんどくせーと言いながらも社長の言う事を聞いてせっせとエンジンごと降ろす事にしました。
エンジン脱着作業に於いて取り外す部品は
エアクリから始まり、シフトワイヤー、クラッチレリーズシリンダー、ECU、エンジンハーネス、マフラー、センターパイプ、車高調、ブレーキキャリパー、サイドブレーキワイヤー、ウォーターホース、サーモスタット、ヒーターホース、ガソリンホース、キャニスタ、エアコンのコンプレッサー、インタークーラーなどなど。
これらを外してから、エンジンハンガーでエンジンを吊りながら3個のエンジンマウントを外し、リアメンバーに取り付けられているリアエンジンマウントはつけたままで、足周り、ドラシャ、リアメンバー、エンジンハーネスとエンジンとミッション全部くっついた状態でごっそり下から抜きます。
俺の苦労が暗くて見えないかしら(;谷)
エンジンが降りました。
ここまで来るのに心が折れそうでした。
これがえみちゃんの心臓。天下の3S-GTEエンジンです。Y5ってなんだろ。
YAMAHAによりチューンドされたトヨタ車屈指の名機。と思ってます。アルテッツァのはクソだけど。
左側に見えるベルトでくっついてるのはオルタネーターですな。
このYAMAHAと書いてあるフタを開けるとタイミングベルトが見えます。じゃん。
上からカムシャフトプーリー(ツインカムだから2個)、オートテンショナー&アイドラプーリー@、ウォーターポンププーリー、アイドラプーリ−A、オイルポンププーリー、クランクシャフトプーリーです。これらをいっぺんに駆動させるのがタイミングベルトです。
そもそもタイミングベルトはカムとクランクの回転を同期させるための物ですが、オイルポンプやウォーターポンプもついでに回しているのですな。
20万キロ走行のエンジンには付き物のオイル漏れ。当然えみちゃんもカムシャフトのプーリーから漏れておりました。これを機にタイミングベルト関係のオイルシール全部打ち替えました。ウォーターポンプは漏れてないしヘッドも高いわガスケットはいるわめんどくせーわで割愛www
あ〜・・。仕事が6時過ぎに終わってから毎日エンジン触ってはや1週間。ようやくタイミングベルト交換が今日で終了です。
次はミッションばらします。ここまでやってもまだ折り返し地点まで来てないっていうね(;谷)
骨が折れるし心も折れるわ。MR2の修理書買ってしまったのは内緒w
しかし、ばらせばばらすほど壊れてたり気になって部品頼んだりでキリがないw
リアブレーキもローター&パッドを交換する予定
リアのスタビブッシュのブラケットの溶接ボルトを外す時にボルトが破損wブラケットと一緒にブッシュもついでに新調。
エンジンマウントは強化にするお金がもったいないのでシリコンシーラントで埋めてみた。絶賛硬化中♪
仕事中にホームセンターに行ってシーラント買ってきたのも内緒ww
マフラーのサイレンサーもグラインダー入れ直して内部の排気管とグラスウール完全除去。爆音になってる事を祈るw
次回、エンジンをチェーンブロックで宙吊りにしながらミッションを分離する作業なんかを。