タイロッド交換




以前から気になっていた高速域でのステアリングのブレ。
100キロ以上出すとステアリングがとんでもないぐらい振動する。

そんでもって左右のステアリングの遊びが違う(;谷)

こりゃあなんかあるな・・・。と常々思っていたのですが、めんどくさいのでほったらかしにしてました(笑)

ステアリングが高速でブレる要因の主な原因はだいたいこんな具合。

・ホイールバランスの狂い
・タイロッドエンドのボールジョイントのガタ
・タイロッドのボールジョイントのガタ
・ステアリングギアのブッシュのヘタリ
・アライメントの狂い


アライメントは多分狂ってるからまぁ置いといて、試しにホイールバランスを取って見た。
ホイールバランスとはタイヤをホイールに組み付けた状態で、内側と外側の重さ、円周の重さを均一化するもの。
ホイールバランサーという測定器を用いてホイールのリムやリムの裏側にウェイトを貼る事によって調整する事ができる。

調整してみたけど少し良くなった。ホイールバランスは結構大事なんですね。
でも解決には至らず。今までブレていた速度以上にスピードを出せばまたブレ始める(;谷)


そんな折、えみちゃんをいじるために会社のリフトに上げた時にふとタイロッドを握り振ってみたところ・・。


ガタガタガタ!!!





(*'ω'*)......ん?





ガタガタガタ!!!




( ̄□ ̄;)チーン





どうやらタイロッドが終わっているらしい。。。
新品を注文。メーカー在庫という事で部品屋さんに入るまでちょっと時間が掛かりましたが難なくGET。
あんなネジ切ってあるだけの変ちくりんな鉄の棒ごときが4450円もしました(;谷)
と、思ったらボールジョイント入ってるんですな。高いわけだ。

そのボールジョイントが磨耗してガタガタの原因になってたワケです。

タイロッドとはハンドルの操作量に応じてタイヤの向きを変えるための軸です。
ネジが長めに切ってあって、このネジでトーを調整する事ができます。
一般的にタイロッドというとナックル側についている物を想像しがちですが、あれはタイロッドエンドというもので、実際はラックブーツがついている方をタイロッドと言います。

タイロッドエンドにもボールジョイントがついていますが、今回はエンド側のボールは無事でした。
ラックブーツに潜んでいる内側のボールジョイントに寿命がきています。図説でどうぞ。









外したタイロッド



左側からステアリングギアに繋がるボルト(ネジ山)、緩み止めのロックワッシャー(ロックプレートともイイマス)、ボールジョイントのハウジング、タイロッド(棒)





ボールジョイントをクローズアップ。
見事に減ってガタがすごい・・・。おまけにサビまで出ています。
一応機能はしますが、この状態で使い続けるとボールがやがて磨耗限界に到達し、ジョイントからボールが抜けてハンドルが操作不能になります。
ガタ見つけて良かったああぁぁぁ。。。。





ちなみにタイロッドの交換には特殊工具が必要です。無理やり外すならモンキーレンチでもできなくもないですがリフトであげないととてもじゃないけどネジが固く締まってて外せるもんじゃないっす。
大事な部分なので整備士の人にやってもらったほうが無難ですYO
ばろんも会社の上司の人にやってもらいましたwwww
自分でやれよwww


ハンドルのブレ解消と思いきや、ブレは変わらずw
しかしステアリングのダイレクト感の増加は言わずもがな。当然新品に交換なのでかなりクイックになりました♪


そして更に不運な事にフロントサスのピロアッパーマウントのピロボールもガッタガタでした(;谷)
次はピロボールを交換しなきゃ・・・。














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