皿倉山の100億ドルの夜景!?コルVSアリスト




 てってってれれってってってれれって〜♪(そりすべりのメロディ)
そうです。クリスマスイブでございました。
 というわけである人と日本新三大夜景と称される絶景を見に北九州市は八幡にある皿倉山に行って参りました。

 と、その前にですね、その前日の話を・・・。
クリスマスイブ・イブとでも言うべき日でしょうか?バイトが終わって、兄貴の部屋で皿倉山へのルートを教えてもらっていた時。ここから始まります。


ば「皿倉山って知ってる?明日夜景見に行くんじゃケド。」
兄「おぉ、行ったことあるぞ。八幡じゃん。」
ば「山頂までクルマで行けるの?」
兄「行けるけど山頂まで行くのは結構骨が折れるぞ〜?」
ば「フッフッフ・・・。今の俺のコルちゃんの足回りなら楽勝だぜ♪心配ゴムよう!
マジですげぇよ?やべぇよ?タイヤが地面に吸い付くように曲がっていくもの。」
兄「そんなに足いいのか・・・。何かそんな事聞いたら走りたくなってきたな。」
ば「・・・んじゃちょびっとだけ走り行くかい?」
兄「そうこなくっちゃな。行こうかぁ♪」

と、クリスマスイブの前日に兄貴と二人でドライブに行くことに(笑)ホント仲良い兄弟だことw

 ばろんはちょびっとコルの新足回りの性能を見せたかっただけなので10分そこらで帰ろうかと思っていたのですが、兄貴の「ちょっと」はソレとはだいぶ異なっていたようで、結局山口市まで行くハメにww3時間はブラついてた気がします。
 行きはばろんが運転していて、折り返し地点のすき家で夜食を食って、それからは兄貴の運転で帰りました。

 足回りを変えた事により車高が変化しており、若干フロントが下がり気味の車高になったコルちゃんはヘッドライトの照らす範囲も必然的に狭くなり、夜のドライブはちと怖かったです。

 ばろんが運転していた時、つまり行きですが、兄貴が急に腹が減ったと言い出し、すき家に行こうと言い出すので道を知らないばろんはチンタラチンタラ山口市内を走っていました。すると、やはり遅いと感じたのか後ろから軽自動車のプレオにあおられました(笑)。あんまりベッタリ後ろにくっつけてあおってくるので、チョンブレをかけてビビらせてやろうと目論みました。ばろんはエンストするのが嫌だったのでクラッチを踏んでからブレーキを掛けようと思い、左足でクラッチをスパっと切ろうと勢いよく踏み込んだのですが・・・その瞬間

「キキキキキィー!!!」

 と、何故か激しいスキール音と共に我が愛車コルちゃんはガックンと前のめりに・・・w

どうやらすっとぼけていてブレーキとクラッチを間違えてしまったらしく、チョンブレのつもりがフルブレーキになってしまいました(汗)
 ばろんは一瞬何が起こったのか理解できず、兄貴と二人で確実にビビっていました(;谷)。疲れている時人間ってのは突拍子も無いことをするもんですね。皆さんも気をつけましょう。

 そんで、後ろから散々あおっていた、本気で追突しそうな思いをしたであろうプレオは100メートルの素敵な車間距離を取り、それ以降はまったくばろんのコルに近づこうとしませんでしたとさ(笑)。
 わっはっはw走り屋のブレーキングを甘くみるなよぉ♪次からはあおるクルマを選ぶんだなアホたれめw

 まぁ、そんなイベントがあったのでばろんも完全にビビってしまって運転している足が震えてしょうがないので帰りの運転は兄貴に任せたのでした(爆)。




 さて・・・
そんなこんなで家に帰ったのは夜中の3時くらい。しかも次の日は年寄り並みに早く起床。バイト休みなのに〜(T-T)
仕方ないので二度寝(笑)。10時くらいに布団から這い出てのむけん特集のビデオを見ていたら11時に・・・w

 そんでクリスマスと言えばケーキ。家族に食わせてやるためと、冒頭に書いたある人に贈るクリスマスケーキを買いに行く事にしました。
 「さすがにクリスマスだもんな・・・。早く買わないと売り切れになってるかもしんない・・・」と無駄な不安をよぎらせていたのですが、そんな不安をよそにケーキ屋は在庫ありまくりのご様子(^^;)

 んで、二つのボックスケーキを買い、別々の袋に入れてもらっていざ帰宅。だが、今のコルちゃんのガッチガチの足回りでケーキがイカれてしまうかもしれんと思い、運転は必然的に慎重に・・・。でもケーキの箱には「要冷蔵」の文字。ばろんは寒空の中暖房を使わずに窓全開にして、ケーキを崩さないようチンタラチンタラ帰りましたw
案の定何台ものクルマにあおられました(笑)

 家に着いたら即行でケーキを冷蔵庫にブチ込み、洗車しようと思っていたのですが、おかんが天気がいいからと足ふきマットを干すために洗濯機にかけてる真っ最中でした。かなしいかな。洗濯機が水を使っていると水道の水の出が悪くなるのです。

ばろんはそんなんイヤなので洗濯が終わるまで待つことに・・・。仕方ないので、おかんに頼まれた年賀状の印刷をしておりました。

数十分後。洗濯が終わって「よっしゃクルマ洗うべ〜ww」と思っていたのもつかの間。おかんは掃除機を掛け始めました。
かなしいかな(ふたたび)。ウチは貧乏なので掃除機と水道をいっぺんに使うとブレーカーが落ちる仕組みになっているのでした。ばろんは再び待つことに・・・

 おかんの掃除が終わったのは午後3時。そっから久しぶりに超本気モードでクルマを洗い、本腰いれてワックスまでかけました。どう?どう?この輝き。スンバラスィ♪




水洗い+500円の固形ワックスでここまでいけます。シャンプーなんかいらないですねw

 クルマをキレイにしてから、ふと・・・昨日兄貴とナイトドライブに行った時にヘッドライトが暗かった事を思い出したのでした。というわけで、ヘッドライトの光軸を上向きに調整しときました。ネジ回すだけ。3回くらいスパナをバンパーの中に落としましたが(爆)。ちゃんとバンパーに手を突っ込んで取り出しました♪

これで準備は完了!後は夜を待つのみ・・・

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・。



皿倉山は福岡県にあるのでばろんは関門トンネルをくぐらないと行くことができません。

関門トンネルを抜けた後はいつも199号線沿いを走るのですが、たまにはいいかと今日は3号線を走ってみました。それが功を奏したのか、そこでも小高い丘から海を挟んで下関のキレイな夜景が見えました。


 そんで、待ち合わせ場所から撮った一枚。
やっぱ田舎モンには夜の明かりはマブシイわぁ!!

そうこう言っているとお連れ様ご到着。いざ皿倉へ。

八幡へは思ったよりも近く、3号線をず〜っと走っていると皿倉山って書いてある案内板が見えました。

 んで、その皿倉山ですが、今日一番の難所でした(泣)。住宅街を抜け、本格的な山道に入ったところは、もはや例えるならば頭文字Dのいろは坂。しかも対向車有り。勾配も結構きつく、ばろんはコルにムチ打って一速使って登ってました。

 コルちゃん頑張って!!気合で登らんかい〜!!一速ではガンガン登っていくけど、二速に入れるとガンガン減速していく・・・w

ばろんはコルちゃんのトルクの低さを痛感して軽くヘコみつつ何とか山頂付近まで。
山頂には駐車場は20台分くらいしか無いらしく、山頂一歩手前は超渋滞。しかも急勾配。サイドブレーキだけでは後ろに下がりそうだったのでフットブレーキ踏みっぱ。追い討ちをかけるかのように眩しい後続車のヘッドライト。特にばろんのすぐ後ろのムラーノだかバサラだか知らないけどくっそデカい日産のソレ。まぶしいんじゃボケ〜!

いつまで経っても山頂の駐車場には到着できそうにないので邪魔にならないとこに停めて歩いて行く事に。そしたら山頂の駐車場へはそこから歩いて10秒。すぐそこだったのね(汗)。

 駐車場から電波塔があるホントの山頂までこれまたとんでもない勾配の坂道+階段を10分くらいかけて登る事にww足が死にました。運動不足すぎたばろんには過酷でした(;谷)

ひ〜こらひ〜こら言いながらやっとこさ山頂に到着。

・・・って、めちゃくちゃ寒いじゃねぇか〜!!!冷たい風が吹きまくってました。






 でも、ひとたび下の景色を見下ろすと感動の嵐。100億ドルの夜景と称されるあまりにも素晴らしい景観を360度見ることができました!!もうさっきの寒さはどっかに吹き飛んで食い入るように夜景を見ておりました。でも寒かった(吹き飛んでないじゃん)

 ミニチュアみたいに小さいビルや建物。まるでエキマニのような高速道路だか都市高速だかのインターチェンジ。それらを装飾している幾千の街の明かり。あっちこっちに移動しながら光る明かりはクルマのライト。さすがは新三大夜景!!素晴らしすぎる!!
 思わず「ぬふぅ・・・♪」と気持ち悪いため息がもれてしまいそうでした。

で、携帯のカメラにぜひとも収めたかったのですが、さすがのドコモも100億ドルには負けました。携帯のカメラごときじゃ何が何なのかよくわからん!!残念!
100億ドルの夜景が見たい人は実際に登ってみることをおすすめします。ほんとにキレイです。星の海って感じ。もっと天気がよければお空の星も眺めることができたことでしょう。唯一の心残りです。



どのぐらいの時間頂上にいたのかな??ちょっとわかんないですが、結構な時間夜景を見ておりました。
連れてってくれといってくれりゃいつでも行きたい。そんな場所です。
しかし!素晴らしい夜景の後に待ち受けていたのは、やはりとんでもない下り坂でした(T_T)今度はエンブレ君が大活躍。んで、登りも下りも共通する事なんですが、ばろんの前を走っていたクルマは必ず道を譲ってくれました。みんな親切なんだから〜♪っていうか全然あおっても無いのに・・・(汗)。そんなに避けなくてもw


そうそう。皿倉山を下山後、記念すべきクリスマスイブの夜についにコルちゃん米寿を迎えました。走行距離88888キロ。
これを写メするためだけに路肩にクルマ停めておりました(笑)
これからもよろしくねコルちゃんw






解散してから関門トンネルを抜けるころには午前3時をまわっていました。
なんと関門トンネル独占状態(爆)
アクセル全開で160で関門を抜けました〜あはは。何が160なのかはわかりません。言ったら警察が来るし!

これでクリスマス終わりだな〜と生まれて初めてクリスマスに充実したなぁと思いつつ帰っていると、前に14系のシャコタン&鬼キャンアリストが・・・w

アリストの前に軽がいたのでアリストはチンタラ走っていたのですが、ばろんはさっさと帰りたかったので追い越し区間に入った瞬間アクセル全開でアリストと軽をぶち抜いたのですが、何を思ったのかアリストさんたら追いかけてきたじゃないの(笑)。

コラー!アリストがコルサに噛み付くなよ〜!!と思いつつそのままバトルモードへ・・・(;谷)
スーパーユーロビート EUROMACH VOL.07を流しながらアリストVSコルサのバト・・・いやいやコルサVSアリストのバトルが始まるのでした(笑)。信号で捕まると横につけてきてこっちを威嚇してきます。乗ってたのはカーテンがあったからよく見えませんでしたが金髪のヤンキーの兄ちゃん達でした。

高速コースや直線では分が悪い。そこで深坂峠へ誘い出すことに・・・。ヤンキーは暇なのかまんまと引っかかりました。
もちろん深坂まで行くまでにタップリあおりくれてましたが、深坂に入ってからはばろんもかなり本気出しました。いつもはギア痛めそうでイヤなので二速まででやめているのを、久々にヒール&トゥを一速まで使い、一速全開リミッター当てて登りは一生懸命逃げました。でも向こうは腐ってもアリスト。余裕でついて来るぅ〜(;谷)

 しかし急勾配セクションも終わり、緩やかな登りから下りに入る区間はばろんのコルが徐々に頭角を見せ始め、鬼ほど煽って来ていたアリストはコーナー出口で一旦離れ、コーナー脱出の直線で追いついてくるようになってきました。
 コルは軽さを活かしてコーナー勝負!一方アリストは重量級セダン。しかも車高がこれでもかというぐらい低いので段差を気にしてうまくエンジンの性能を引き出せないでいたようです。だんだんと距離が離れていって、もうあきらめたのか自分のクルマを傷つけたくなかったのか、深坂峠を抜けるころにはもうアリストはついてきてませんでした。やったね♪




 相変わらず地元の岩坂というところではボンボンとリアが跳ね上がりますが、そこそこの足回りになってきたなとばろんはコルちゃんに感心した出来事でした。う〜ん色々と楽しかったな〜♪

あ、なんか皿倉山は「さら(皿)ってだまくら(倉)かす山」という迷信じみたヘンな言い回しがあるそうです(笑)。ばろんはさらってもいないしだまくらかしてもないですよ(ナニを?)




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