HKSエアクリ装着!爆音コルサは爆発寸前・・・?



 コルサのエンジンパワーの無さを痛感していたばろんにもとうとうむき出しエアクリを取り付ける覚悟ができました。
別に覚悟がいるほどの事じゃないですが、15000円ぐらいするのにNAならパワーUPはほとんど感じられないんじゃないか??とか、吸入量が多すぎて燃調が狂って返ってダメダメになるんじゃないかなど色々とネガティブな事ばかりが目につきます。
おまけにHKSのエアクリはフィルター部のスポンジがエアクリから外れてエンジンに吸い込まれていったという話を聞いていたので、HKSのだけは絶対につけねぇようにしよう。と決め込んでAPEXのでもつけようかどうか悩んでいました。

 ほんでもって覚悟を決めて、メールオーダーハウスでAPEXのむき出しを買う気でいたんですが、サイトがリニューアルされたせいか、コルサ用のエアクリの設定がなくなっているゥ!!(泣)
前は確かにあったのにね・・・。他にコルサ用の設定があるのはHKSのみ(;谷)ガーン
仕方ない・・・。やめとこ♪と諦めていたら、お世話になっている高橋自動車さんから連絡がっ!
「コルサ用じゃないですがHKSのならガレージに転がってますから、いるならもってってください。」との事。デフオイルを交換するついでにエアクリをもらう事にしました♪

もらったのは200Φのクリーナーで、パイプ径は80Φ。コルサはパイプ径が70Φしかないのでブカブカでした。加工するなり何とかしてくっつけなければなりません。
まぁなんだかんだでいつも何とかなるもんだから今回も大丈夫だろwと簡単に考えていましたが、結構今回は困りました。




とりあえず純正のエアクリボックスを外すべく作業に着手。純正はボルトとネジで留まってるだけなので簡単に外せます。インマニの手前らへんにあるエアクリボックスを外すと、第1関門エアフロセンサー発見。
エアフロセンサーはエアクリボックスの中にあって、空気の量を調べている装置で、大事なセンサーなので慎重に取り扱います。結構壊れやすいらしいです。
引っ張ったら外れたので、インマニの前についているゴムのホースの一部を肛門みたいに「*」こう切れ目をいれて、エアフロセンサーを肛門にねじ込みました。背中がゾクゾクしてえもいわれぬ快感が・・・。ぬぅ!これはワシの*(穴)であったか!目覚めるとこだった・・・。
まぁそんなところを流れる空気は屁だけなのでちゃんとインテーク側のホースに差しましたが、そのホースが硬いのにやわらかくて(謎)、なかなか入らず結構めんどくさくて、切れ目を増やしたり、下穴開けるドリルみたいなのでほじくったりと色々させられました。なんとか広がった穴にエアフロセンサーをぶっ刺す。第1関門突破〜!!よっしゃ〜!ハァ・・・。

そんで、エアクリ。フィルターがかなり汚れていたので、中性洗剤と水を入れたバケツに3日浸しておきましたが、乾くとぼろぼろとスポンジがはがれるので結局新品のフィルターを買う。
新品3層に取替え、取り付けようと試みる。
そんでいきなり第2関門。前述のとおりパイプ径が違うのでブカブカです。これに一番悩まされました。
まず最初にやったのがビニールテープを70Φのパイプに巻いて80Φにしてやろうという作戦。力を入れてきつく締め付けながらぐるぐる巻きにしていると、70Φのパイプは柔らかすぎて締め付けに耐え切れず60Φぐらいに縮んじゃいました(笑)
じゃあ今度は優しく巻いてあげるぜ。そんでうまいこと80Φぐらいの直径に・・・。80Φのパイプにねじ込んでさらにビニールテープでぐるぐる巻きにして接合。んで、エアクリについてたステーでクリーナーを支えて・・・。って、ステーもコルサ用じゃないので全然位置が合いません。ステーの位置あわせがめんどくさいのでタワーバーに針金で吊って固定(笑)
できたー!!何とかなったぜ〜♪と走り屋たちに自慢すべく湾スカへw

アクセルを開けると「シュウウウウウゥゥゥ・・・」とわずかに聞こえる。NAだから吸入音が小さいのは仕方ないけどこれはレーシーでとてもイイ!!
パワーUP的な感想は、ちょびっと上がったかな〜?ど〜だろ?でもまぁ上がってるな。って感じです(笑)。絶対的なパワーUP感はありませんが、確実に速くなってます。
そんなこんなで速くなった事を知らしめるために助手席に走り屋を乗せて全開アタックを敢行♪しばらく走っていて、ふいにアクセルをめいいっぱい踏み込んだ瞬間・・・。

「ブアアァァァッ!!!」

あれ?何かマフラーの音が違うんですけど・・・(汗)。しかも助手席と会話ができないぐらいウルサイw
何だろう?これがエアクリの真価なのか!とアクセルをさらに全開。

ぅぉwちょっとまてコレ。めっちゃ吹けあがるぞ♪
中回転から高回転にかけての回転数の伸びが以前より圧倒的。エアの吸入量でこんなにも走りに差がでるのか・・・。と改めてチューニングの意味を思い知らされました。

ランエボ乗りも速いと言った。インプ乗りの人も速くなってるね。と言った。
テンション上がってさらにエンジンにムチを入れていく。

「ブアアアァァアァッ!!パンッ!!」

おぉ?今パン!って鳴ったぞ(狂喜乱舞)
アフターファイヤーというヤツです。パンパン言ってました。どっかのエボ3かよw
コルサでもアフターファイヤーできるんだ〜と感心していると、ランエボ乗りの人が一言・・・。

「なんかエンジンルームからパンパン聞こえない?マフラーの爆音もエンジンルームから聞こえてる気がするんだけど。」

ナヌ!?耳を澄まして聞いてみる。
・・・。
ムム・・・確かに!!

あわててスタート地点に引き返し、ボンネットを開ける。やったらと熱いしやたらとくさい!!これは生ガス・・・。
空ぶかしして音の発生源を調べてみると、なんとエキマニと触媒の間のフランジが外れて触媒から下がブラブラりんの状態にww

ぶらりんレボリューションですな(謎)

エキゾーストマニホールドは爆発した混合気が排気ガスとなり一番最初に到達する場所。ターボ車を例にあげると最大700度にも達するといわれています。マフラーまで行くと300度ぐらいまで下がるようですが、そんな熱いのがエンジンルームに放出されていたと思うと・・・(;谷)ゾー

パンパン鳴ってたのはエキマニの出口からで、触媒がつながっていないので当然生ガスが吹き出してしまっています。環境破壊男とか言われました(笑)

まぁ、エアクリによるパワーアップじゃなかったって事ですな。つまりは触媒やサイレンサーなど排気抵抗になる部品とエンジンが繋がってなかった事による排気抵抗の緩和によってエンジンのレスポンスが良くなっていたようです。確かに吹けばかり良くてトルクはなかったように感じました。
たまたまエアクリをつけた時期とフランジが外れる時期が重なったダケというアホな偶然でした。

翌日、さらにモンダイがww
会社についてボンネットを開けてみると、エアクリ脱落しとる!!Σ( ̄▽ ̄;)
原因はビニールテープを優しく優しく何週も巻いていたので、振動や横Gで徐々にポロリと落ちていたようです。幸いエアクリ本体はコルサのエンジンルームが狭いおかげで何とか配管とかに引っかかってました。
その後も何回かビニールテープで試みましたが、ダメなもんはダメでした。エアクリレス+触媒レスの最強タッグは燃費をことごとく蝕んでいきました(笑)

仕方なく、エキマニと触媒のフランジのボルト(特注)を装備した後、ようやくエアクリのパイピングに着手する事にしました。
ホームセンターの雨どいとかが置いてあるコーナーの塩ビのパイプで自作。一応キチンとしたパイピングにはなりました。脱落する事はもう多分ないはず・・・。ようし第2関門突破w
でもステーは未だに取り付けておらずwwまだタワーバーに吊られてます(爆)